UE4にはとても優秀なドキュメントが揃っています。
これは誇張過ぎるかもしれませんが、既存のゲームエンジンやソフトウェア等と比べてもここまで充実しているものはほぼ存在しないでしょう。それくらいビックリするほどにドキュメントが良く出来ています。
しかも日本語への翻訳もかなり早いスピードで行なわれています。これを活用しない手はないでしょう。もちろん全てが日本語になっているわけではないですが、既にかなりの量が日本語化されています。
UE4の場合は一般の書籍に頼るよりもドキュメントを読んだ方が早い場合が多いのも事実です。
まずは検索の仕方
ドキュメントのトップページを開いてみましょう。
そしてこのページをお気に入りやブックマークに登録してすぐ開けるようにしておいてください。
では早速、検索という入力ボックスがあるので、自由に入力してみてください。例えばブループリントについて。
このようにすべてのドキュメントだけではなく項目の中から、ブループリントというワードが抽出されて、一覧で表示してくれます。しかし全てではなくてドキュメントが見たい場合には"Documentation"をクリックします。これでドキュメント内からのみ検索をしてくれます。
次はブループリントの特定APIを知りたい場合。
このように特定のノードAPIだけを調べることもできます。C++のAPIが知りたい場合は"API"の方を選択します。このようにドキュメントは実に豊富な情報が詰まっていますので、まず日本語で検索をしてみて、何も情報が出ないと時には英語で検索してみるといいでしょう。
何か問題があった時、とにかく情報が欲しい
よくUE4を使っている時に特定の問題に遭遇する事があります。特にバグかもしれない事に出会った時には大変です。そういう時は"Answers"か"Forums"の中から調べてみます。
例えばAndroidで開発中にバージョン4.7でパッケージングするとクラッシュしてしまうなどの問題に遭遇した場合。
大体はAnswersの中から検索をしてみるとそれらしい情報がでてきます。情報はほとんど英語ですが、何もないところから手探りをするよりは英語を読んだ方が何倍もマシです。とにかく思いついたワードを英語で打ち込んでみましょう。
特定のモノの作り方を調べたい
今度はセルシェーダーを使ったライティング技法を調べてみたいと思います。
Forumsの方で"Cel Shader"と調べてみると様々な人がそれについて議論したり、制作手法を公開していたりします。この情報は宝の山です。調べれば調べるほど様々な情報が発掘出来て、これだけで相当技術面に関しての情報を取得できるはずです。
英語を読むのは辛いかもしれませんが、Google翻訳を通してなんとなく読むだけでもかなり意味はわかるはずです。私も普段は読むスピードを上げるためにGoogle翻訳に頼っています。
エディター内から検索する
実はUE4のエディター内からでも検索ができます。これも相当便利です。
エディターの一番右上にある入力ボックスに検索ワードを入れると即座に結果を表示してくれます。当然インターネットに繋いでいないと結果は表示されませんので注意しましょう。
ここから欲しいと思った情報をサクっと検索してドキュメントを探すというのはUE4において基本スキルのひとつとも言えます。特に初心者の方はわからなければまず検索してみるクセをつけましょう。
そうする事によってUE4の豊富なドキュメントから解決方法が見出せる事は多いはずです。