なかなか忙しくて更新できませんでしたが、久し振りのTips更新です。
よくプロジェクト一式を他のPCや環境に持っていきたいと思ったことのある人がいると思います。
ただし、そのまま持っていこうとするとバックアップやログファイルなど、プロジェクトを起動するため以外のファイルも一緒に持っていってしまいます。
更にファイルの数が膨大なために切り分けるだけでもそれなりに大変です。
そういう時はエディターから直接プロジェクトを単一の圧縮ファイルにし、必要なものだけをパックする方法があります。
エディターのメニューから"ファイル"→"プロジェクトをパッケージ化"→"Zip Up Project"を選択します。
保存場所を聞かれるので、ファイル名を指定して保存します。これでプロジェクトが圧縮されます。
その中身にはプロジェクトを起動するために必要な最小限のファイルのみが入っています。
このZipファイルをUSBメモリーなりに入れて別PCへともっていけばすぐに利用可能です。
ただし、ひとつ注意しないといけないのはここで上手く動くのはブループリントオンリープロジェクトであり、C++プロジェクトの場合この限りではないという事です。
C++の場合には更に必要な情報が増えてしまうので、圧縮されたファイル内の情報のみでは動きません。実際には自分でビルドするなどの作業が必要でしょう。それさえわかっていればなかなか便利な持ち運び方法だと思います。