UE4.13のリリースノート内に新しく、"Procedural Mesh Slice"という機能が追加されており、非常に面白そうなのでメッシュを斬ってみることにしました。
これは以前の記事でも取り上げたので、気になる方はそちらも見てください。
それでは早速使っていこうと思います。使用しているバージョンはUE4.13.0です。
続きを読むUE4.13のリリースノート内に新しく、"Procedural Mesh Slice"という機能が追加されており、非常に面白そうなのでメッシュを斬ってみることにしました。
これは以前の記事でも取り上げたので、気になる方はそちらも見てください。
それでは早速使っていこうと思います。使用しているバージョンはUE4.13.0です。
続きを読むとある対象に対して自分の向きをそちらに向かせたいという状況は多々あると思います。
こういった状況の時、プログラムを作成する時には対象との位置ベクトルに対して、角度計算を行って向きを取得することができます。ゲームプログラマーであればこういった関数を自作することができるかと思いますが、簡単にこの計算を行うノードが存在します。
今回はこの対象に対しての向きを取得する、"Find Look at Rotation"についてを解説します。
このようにプレイヤーキャラクターと椅子がレベルに存在している時に、椅子をプレイヤーに向かせたいと思った場合。椅子は予め動けるように"Movable"に設定しています。
レベルブループリント内で以下のようにノードを組みます。椅子とプレイヤーキャラクターの位置を取得し、"Find Look at Rotation"の"Start"と"Target"に指定します。これで、Return ValueにはRotationが入っているので、あとは椅子をターゲットにして"SetActorRotation"を呼び出します。
あとはこれを実行すると…
このように椅子がプレイヤーキャラクターの方を向いています。
たったこれだけですが、なかなか便利なノードのひとつなのでぜひ覚えて使ってみてください。
UE4.10か4.11辺りから"Game User Settings"というものを利用できるようになりました。
これは元々UE4のコンソールコマンド経由で設定できたものを、ブループリントのノードから設定できるようにしたものです。
以下のページに設定ができるブループリント用ノード一覧があります。
コンソールコマンドの場合、コマンド名がわからなかったり、複雑なコマンド用文字列を生成しなくてはならなかったりで面倒が多いものです。
今回はこれらのノードの使い方と注意点についてを解説します。
続きを読むリリースする直前にゲームが完成する時点でより細かい部分にこだわる人は実行ファイル(exe)のアイコンなども設定したいと思うはずです。
UE4でもこの設定が可能なのですが、ちょっと特殊なことになっていたので解説しておきたいと思います。
Windowsのアプリケーションのアイコンファイルはicoという拡張子で、単一画像と複数画像を含めたものを作成することが可能です。
しかしUE4でアイコンを設定する場合に単一画像で設定した場合には、正しい画像が設定されず、UE4デフォルトのUの文字のアイコンになってしまいます。
今回はこれを回避する方法を解説します。利用しているバージョンはUE4.12.5です。
続きを読むUE4には昔から日本語環境にてMS-IMEを利用した際に、ブループリントコンパイルを行うと、とても重たくなるという問題がありました。
Microsoft IME 2010を使用しているとBlueprintのコンパイルが異常に遅くなる - UE4 AnswerHub
この問題はかなり根が深く、MS-IMEを利用しなければそこまで問題になることはなかったので、一部のUE4ユーザーの中での暗黙の了解となっていました。
しかしこれがUE4.12で問題が更に深刻化しており、ブループリントコンパイル時にクラッシュが多発するようになったようです。
@junyash さきほどの二次会で話してたUE4.12のクラッシュバグ、ついに自分の環境でも発生させることができました。やったのはMS-IMEに切り替えたことのみです。自分の予想がまさしくドンピシャでした。 pic.twitter.com/tvDKzGByiI
— alwei@C90日-西d64b (@aizen76) 2016年7月5日
私の方からも「 この問題については早急に修正していただきたい」とエピックゲームズジャパンの中の人にお伝えしていますが、現状では修正されていない状態です。
一先ず注意喚起のためにこの記事を書いておきますので、UE4.12にてクラッシュが多発しているという方は、まずIMEをチェックしてみてください。
Google日本語入力などをインストールしてください。ただしこれを使用したからといってブループリントの問題が全て解決するわけではありません。ただし、クラッシュはなくなるはずです。
Windows 7、Windows 8、Windows 10で微妙に導入方法が違いますがそこまで対した違いではありませんので、必要になれば調べてみてください。