UE4を使っていると、突然のクラッシュに見舞われてしまうことも少なくはありません。クラッシュした時は困り果ててしまうのですが、実はオートセーブ機能がついているので、初期設定では10分間隔で変更したファイルを差分でファイルを保存しています。
このAutosavesフォルダーの中には同じファイル名で10世代分ほど自動でファイルが保存されていきます。うまく保存されている時には次回起動時に保存されていなかった作業が復旧できます。
次回プロジェクト起動時にエディターがクラッシュしてしまう
一番困り果ててしまう状態だと思います。慌てずにLogsの中にある"プロジェクト名.log"というテキストファイルを開いてみます。このログファイルの中に最後に開いていたファイル名がログに残っているはずなので、そのファイルを確認します。
確認してからファイルを一旦プロジェクトの中から外すなり移動するなりして起動させます。無事プロジェクトが開けた場合は、先ほどのAutosavesやBackupのフォルダーの中に原因となったファイルがあった場合世代の新しいものから移動させて、もう一度プロジェクトを起動させます。
無事起動が出来た場合は復旧完了です。何か問題があった際にはログファイルを確認→自動保存されていたファイルをもってきて復旧させるというのが基本的な流れになると思います。
クラッシュしやすい傾向
ブループリントを特殊なケースで使おうとした場合にやはりクラッシュしやすい場合が多い気がします。継承を使った使い方やイベントノード名のつけ方に問題があるケースがあります。
特に参照先がないノードを使う場合は危険だと思いますので、よく注意してください。