Let's Enjoy Unreal Engine

Unreal Engineを使って遊んでみましょう

UE4.15で追加される新機能のハイライト

UE4.15のPreview 3が既に公開済みですが、今回も色々と新機能について公開されているので紹介していきたいと思います。

公開されている情報はUnreal Engine公式が毎週配信している生放送から引用しています。以下はアーカイブ

www.youtube.com

より詳しい情報が知りたい方は動画の方をゆっくりと観ましょう。

以下、非常に画像が多く、とても長いので注意してから開いてください。

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UE4 インターネット上に公開できるSVNサーバーを立てよう 公開編

前回はVisual SVN ServerでSVNサーバーを構築するところまでやりました。

unrealengine.hatenablog.com

今回は構築したサーバーをインターネット上に公開できるようにしていきます。

Visual SVN ServerはインストールするだけでApache HTTP Serverとして機能するので、実は既にインターネット上へと公開されていることになります。

ただし、何も知識がない状態でこれらのことをやろうとすると、確実にトラブルを起こすことになるので、今回はその辺りについて解説します。

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UE4 インターネット上に公開できるSVNサーバーを立てよう 構築編

今回は少し特殊なプロジェクト運用時に必要となるソースコントロールシステムについてです。
UE4ではPerforce、Subversion、GitなどのVCS(Version Control System)を利用可能です。

docs.unrealengine.com

UE4ではこれらのことを"ソースコントロール"という呼び方で統一されているので、ここからは"ソースコントロール"で統一します。
UE4と相性が最も良いのはPerforceと言われていますが、何かと情報が少なく、使用にも制限があるのでSubversionSVN)が最もおすすめです。
Gitでも可能かもしれませんが、UE4の場合には大量のバイナリーデータを扱うためにローカルリポジトリーの肥大化が顕著なためにおすすめはできません。

と、いうわけで今日はSVNを使ってインターネット上からでも利用可能となるSVNサーバーの構築方法についてを解説します。
必ずしもUE4だけの話ではないので、UE4以外においても利用可能な話となります。

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UE4 ゲームジャムおすすめアセット!

もう少しで今年もグローバルゲームジャムがやってきます。

globalgamejam.org

グローバルゲームジャムとは世界中に同時で行われ、世界一の規模のゲームを制作するハッカソンと呼ばれるイベントです。

私は今年も去年に引き続き運営側に周りますが、折角なのでUE4をゲームジャムで使いたい!という方のために私的おすすめのアセットを紹介しておきたいと思います。

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ぜひ参考にして、グローバルゲームジャムでも活用してください!

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UE4 配列要素の処理をForEachLoopなしで行う

新年一発目の記事です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
まずはブループリントのちょっとしたTipsから。

さて今回はブループリント内で配列を扱った時に、配列要素に対する処理を行う場合、通常であれば"ForEachLoop"ノードなどを使うことになるはずです。

ここで自作のアクタークラスを配列にして自作関数を呼び出すと以下のようになるはずです。

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UE4 非VRゲームをリリースする時はVRプラグインをオフにしよう

今年最後に少しだけ更新です。

コミックマーケットなどでUE4作品を沢山みることができるようになりましたが、結構な率のゲームで非VRゲームなのに、Oculus RiftやHTC Viveのホームアプリである、『Oculus Home』や『SteamVR』がゲームを起動した際に自動的に立ち上がるようになっているようです。

Oculus Rift CV1利用時には自動的にRift側のヘッドフォンから音声がでるようになってしまいます。

これは理由としては簡単で、UE4のプラグインでVRプラグインとしてOculus RiftプラグインやSteamVRプラグインがデフォルトでオンになっているのが原因です。

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これらのプラグインをオフにして再起動しておきましょう。これだけでゲームを起動時に『Oculus Home』や『SteamVR』が立ち上がらないようになっているはずです。

あまり大きな問題ではありませんが、普段からVRヘッドセットをPCに接続して使っている方には結構なストレスになるようです。

またこれ以外のプラグインも必要なければできる限りオフにしてしまいましょう。パッケージングサイズがより小さくなります。