Unreal Engineには結構昔から充実したローカライズ用の機能が用意されております。ゲームコンテンツ作成後でも後から翻訳を導入できるようになっており、とても便利ですがハマりポイントがいくつかあり、最近使ってみて色々ハマったのでまとめておきます。なお今回扱うのはテキストローカライズ機能のみで、アセットやボイスなどのローカライズ機能については扱いません。
ローカライズ機能そのものについては公式ドキュメントや有志のブログ記事などが既にありますので、そちらを参考にしてください。
公式ドキュメント
docs.unrealengine.com
導入記事
qiita.com
また今回解説する内容の一部は既に過去に開催された「UE4 Localization Deep Dive」でも詳しく解説されている部分もありますので、より詳しい情報が欲しい場合は以下のスライドなどを一読することを推奨します。
過去の事例ではほとんどがUE4のものとなっていますが、UE5になってもほとんど変わっておりませんので、そのまま使えると思います。なお今回の検証環境はUE5.2.1を利用しています。
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