ブループリントを使って構造体を扱う場合に値を弄ってから別のノードへと値を渡す際に、一度 Break してから Make をするという手順を踏む必要がありました。
これはノードを別に作らないといけなくて結構面倒ですし、ノードも無駄に増えてしまいます。そういう時に使えるテクニックがあります。
まずはこういう構造を引数にするノードを作ります。今回の場合は New Location が構造体にあたります。
次にそのノードの中の構造体の値の部分で右クリックをします。
今回はVectorの構造体である New Locationの上で右クリックします。
ここで"ピンのアクション"という部分に"構造体ピンを分割します"という選択がありますので、これを選択します。
すると、構造体の中の値が分割されてVectorの値が3つのfloatの値のピンへと変わりました。これでもう通常のfloatピンとして扱うことができるようになります。
そしてもちろんこれは引数だけでなく、戻り値側のピンにも同様のことができます。
という具合に。
地味なテクニックではありますが、MakeとBreakを使わなくて良いので、ノードの数も減り、なかなか使い勝手が良いのでぜひ覚えておきましょう。