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Let's Enjoy Unreal Engine

Unreal Engineを使って遊んでみましょう

UE4 マーケットプレイスのススメ

UE Tips

UE4にはマーケットプレイスというアセットやプロジェクトなどを公開、販売できる仕組みがあり、これはとても素晴らしい仕組みです。

無料、有料に限らずどれもハイクオリティなものが提供されています。

もちろん気にいったら有料なものもどんどん購入すればいいのですが、無料で公開されているものも沢山あります。

今回は無料で公開されているものにフォーカスを当てて色々と紹介していきたいと思います。

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 マーケットプレイスのコンテンツの探し方

まず、現在のマーケットプレイスのコンテンツは"Marketplace"タブ(日本語ではマーケット)と"Learn"タブに別れています。

Learnの方はわかりづらいですが、開いてみるとわかる通り、サンプルコンテンツが沢山あります。ここにはエピック社が用意した実にハイクオリティなコンテンツが沢山あります。

まずはLearnの方からみていきましょう。

2014年12月26日現在だと以下のようなコンテンツがあります。

※日本語訳が現在は中途半端なため、コンテンツは全て英語名で記載しています。

エンジン機能サンプル系

Content Examples

UE4に搭載されている機能を使った様々なサンプルです。まずはこのサンプルをダウンロードして一通りみてみましょう。バージョンアップするたびにコンテンツも増えており、一度みたらお終いではなく定期的に確認してみることをオススメします。

Matinee

マチネを使ったサンプルです。いわゆるリアルタイムなカットシーンをどうやって作るのか、最も参考になるサンプルです。演出自体もとても参考になります。

Particle Effects

炎や豪雪などのエフェクトが大量に出てくるサンプルです。パーティクルエフェクトだけでなく、洞窟の作りなどもとても参考になるサンプルです。

Reflections

リアリティな反射に重点を置いたサンプルです。大理石の壁や、水面の反射など、至るところに反射表現があり、それらを勉強したいと思った時に役立ちます。

Realistic Renderring

現実のようなリアリティのあるレンダリングにこだわったサンプルです。マンションの個室のようになっており、家具やカーペット、絨毯など表現の勉強になります。建築物を作りたい時はこのサンプルが一番参考になるはず。

Blueprints

ブループリントの様々なサンプルが入っています。簡単に実装されたAI、範囲内に入ると警告が発生するらいと、ランダム性のある草木の生やし方など。ブループリントの様々な使い方の勉強となります。

Stylized Rendering

いわゆるカートゥーンレンダリングのサンプルです。ノンフォトリアルと呼ばれる現実世界ではありえないようなレンダリングを行います。UE4でもトゥーンシェーダーやセルルック表現が可能ということがわかるようになっています。

 ゲームプレイコンセプトサンプル系

Inventory UI with UMG

Umreal Motion Graphics、通称UMGを使ったインベントリーシステムのUIを構築したサンプルです。UMGは比較的最近追加された機能なので、まだまだサンプルも少なくこのサンプルはとても参考になります。UMGを使うのならぜひみておくべき。

Blueprint Splines Track

ブループリントでスプラインメッシュコンポーネントを用いてコーストラックを作るサンプルです。このサンプルはプロジェクトではなくて、あくまでもスプライン機能を提供するコンテンツになっています。

ゲームプロジェクトサンプル系

Memory Game

いわゆる神経衰弱ゲームのサンプルです。テーブル上は3Dとして実現されていますが、やっていることはほとんど2Dですので、簡単なミニゲームのサンプルとしても重宝します。神経衰弱のロジック部分もブループリントで実装されており、参考になります。

First Person Shooter

名前通りFPSが遊べるサンプルゲームですが、もはやサンプルの粋を越えており、本格的なBotAIの実装、レベルデザイン、マルチプレイヤーシステム、HUDを使ったUIシステム、人型アニメーションの仕組みなどなど、あらゆる部分が参考になります。またC++で実装されている部分も多々あり、C++の使い方も参考になります。これを理解できればUE4の使い方が一通り理解できたとも言えるほど凄いサンプルです。

Tower Defense

こちらも名前の通りタワーディフェンスのサンプルです。いわゆるトップダウンカメラになっており、見下ろし型ゲームのサンプルにもなります。またストラテジーゲームのAIの仕組みの勉強にもなります。またこのゲームはスマートフォンHTML5ブラウザー上でも動きます。

 

ここから先はLearnタブからMarketplaceタブにあるコンテンツになります。

キャラクターアニメーション系

Animation Starter Pack

エピック社が無料で提供している人型アニメーションパックです。全62モーションが用意されており、これだけで相当な動きが作れます。UE4にはスケルトン構造が違うもの同士でも同じアニメーションを共有できる仕組みがあるため、全く違うモデルに対しても適用することができます。

Unreal Engine | アニメーション リターゲット(異なるスケルトン)

Mixamo Animation Pack

Mixamoという会社が提供しているアニメーションパックですが、モデルもついています。アニメーションを使うだけでなく様々なハイクオリティモデルとして使用可能となっているので、簡単なゲームに使うのならこのコンテンツを使うのをオススメします。

Using Mixamo Content - Epic Wiki

マテリアル系

GameTextures Material Pack

簡単にゲーム用のテクスチャーが作れる、GameTextures.comというところが提供しているマテリアルパックです。導入するだけで様々な綺麗なマテリアルが使用できます。とりあえずマテリアルのライブラリーを増やしたいという人にオススメです。

2Dアセット系

Kenney.nl Platformer

KENNEYというゲームデベロッパースタジオが提供している2Dアクションゲーム用のアセットです。プラットフォーマーというのはいわゆる横スクロール系アクションのことです。簡単なアセット集ですが、これだけで簡単に2Dゲームを作ることができます。

ショーケース&フルプロジェクト系

Xoio Berlin Flat

XOIOというところが提供しているアパートの中を再現したとてもリアルなプロジェクト一式です。

Lightroom: Interior Day Light

Koolaという方がUE4フォーラム上で公開していたリアルな建築物のプロジェクトを実際に配信したというものです。なんと全体で70MB程度しかないプロジェクトですが、とてもそうは思えないほどにすばらしい出来です。光の表現が凄い。

Allegorithmic Gynoid

Allegorithmic社が提供しているSubstanceというツールを使用して作られたサンプルです。Substanceプラグインを入れることにより、ゲーム中にリアルタイムにテクスチャーに変化を与えることができたりします。

Substance Atlantis

こちらもAllegorithmic社のSubstanceプラグインを使用します。合計で2GBほどあるテクスチャーサイズですが、なんとゲームパッケージ時にそのサイズは100MBまで収まるようになる凄い技術が使われています。

Scifi Hallway

Quixelというテクスチャー作成支援ツールを使って実際に作成されたSF世界のリアルなレンダリングのプロジェクトです。機械の無機質さや鉄の表現など実に素晴らしいものとなっています。

Platformer Game

プラットフォーマーとは先ほども説明しましたが、マリオなどの横スクロール系のアクションゲームのことです。シンプルなゲームですが、演出も実にダイナミックでとても良く出来ています。建物はアセットとして使うのにも十分なクオリティです。

Blackjack

名前の通りブラックジャックです。とても軽量に作られており、モバイルでも十分に動くように最適化されています。

Landscape Mountains

ランドスケープを使って広大な雪山を再現したプロジェクトです。ゲームとしてもフライトゲームとして十分遊べるものとなっています。

Couch Knights

Oculus Rift DK2用にデザインされた専用のゲームです。Oculusが2台あれば大戦することも可能となっています。ブループリントを使ったVRゲームを作る際に参考になります。

Vehicle Game

自動車のレースゲームです。砂漠の表現やUIの実装など、車の実装部分も色々と参考になるところがあるので、一度はしっかりと見ておきたいコンテンツです。

Swing Ninja

主にスマートフォン用に最適化されたシンプルなランゲームです。かなり単純なマテリアルしか使われていないので、レンダリングも軽く、モバイルでも十分なパフォーマンスがだせるように参考になると思います。

Sun Temple

こちらもスマートフォン用ですが、逆にモバイル環境でどこまでリアルな表現ができるのかにこだわっています。実際にAndroid端末でもしっかりと動くので、モバイル環境でどこまで出来るのかを知るための指標となります。

Tappy Chiken

もはや説明するまでもなく、Flappyなんたらというゲームのオマージュゲームです(笑)しかし中身はしっかりと出来ており、モバイルでの基本機能が一通り確認ができます。GameCenterや広告も動くようになっているので、それらの参考としてもとても良いです。

Elemental Demo

最後はこれ。現在UE4で公開されているプロジェクトで最も重量級であり、最もクオリティが高いデモです。PCスペックも推奨以上を求められますので、推奨スペック以上を持っている方であれば一度は実行してもらいたいデモです。次世代のクオリティを実際に体感できます。

 

長くなってしまいましたが、以上で現時点におけるマーケットプレイスにて無料で公開されている全てのコンテンツとなります。これだけのコンテンツが無料で使えるので、使わない手はありません!

ただし、ライセンスなどには十分注意をする必要があります。ヒストリアさんのところにまとまった情報がありますので、参考にしてください。


[UE4] サンプルデータのライセンス許諾範囲一覧 | historia Inc - 株式会社ヒストリア