早くもUE4の東京でのUE4勉強会の2度目が開催されて、今回は実際に登壇して喋ってきました。
特に関連はないのですが、前回のGREEさんからDeNAさんでの開催となりました。ソーシャル系ゲームの会社は勉強会などの開催に協力的でこういうところはコンソールゲームの会社さんも見習ってほしいところです。
軽くダイジェストに今回も内容を紹介していきたいと思います。
Session1 補講:Unreal Engine 4 ビギナー勉強会
エピック・ゲームズ・ジャパンのシモダさんのセッションです。
5/25日に福岡工業大学短期大学部の企画として行なわれたUnreal Engine4勉強会にてハンズオン形式(実際に触りながら学ぶ)で実際に行なわれた内容を今回向けに掘り下げて、紹介していただくという内容でした。
私は福岡のイベントには参加していませんので、始めて聞く内容だったのですが、結構知らないところもありました。ジオメトリーの頂点編集とか。ゲームエンジンも知らないという人向けのところから始まっていましたので、知っている人には不要なところが多かったのかもしれません。
しかし事前のアンケートでは約半数の人がUnreal Engine4はまだ触っていないという人ばかりだったので、この内容で間違っていなかったのかなという気がしました。私も復習が必要だなぁと思います。
Session2 "ぷちコン"レギュレーションで作ってみた
ギルティギアXrdのリードゲームプログラマー家弓さんのセッション。
実はGGXrdはUnreal Engine3が使われているので、実際のプロが知っているテクニックとかが聞けるのかなーと思いきや、UE3は詳しいけど、UE4はまだ素人で全然わからないとのことで、むしろ非常に初心者向けの解説となっていました。
ぷちコンというのは、現在絶賛開催中のUE4を使った簡単なゲームを作ろうぜ!という企画で、レギュレーションも決まっております。詳しくは以下を。
UE4ぷちコン開催のお知らせ | historia Inc - 株式会社ヒストリア
これに合わせたゲームを作ってみたというのが今回のお話です。実際に家弓さんは3、4日で今回のゲームを作られたそうで、そのゲームはとてもシンプルでも凄い!出来のゲームでした。徹底した手間削減により素材もほとんど作成せずにゲームとして遊べるものになっており、このやり方はすげー!と感心させられました。
このゲームはぜひ公開してもらって遊びたいなーと思いました。(実際もう少し改良してAppStoreでリリースするとかしないとか)
UE4はこういうカジュアルなゲームも簡単に作れるので、ぜひ皆さんにも簡単なゲームを作ってもらいたいという願いを感じられる素晴らしいセッションでした。
Session3 UE4に搭載された次世代アニメーションシステムとは
はい、私が喋ったセッションです。(笑)
Unreal Engine4のアニメーションシステムはとてもよく出来ていて、たぶんこんな機能があったらなぁ~というのが実際にかなり実装されているという印象。私もこの日の為に色々と調べて実際に試してみたりとしていました。
アニメーションカーブ、ステートマシン、ブレンドスペース、アニムモンタージュ、個人的に凄い便利だと思っていました。今回は実際それらの挙動を実演しながら、UE4のアニメーションシステムであるペルソナの全体を紹介していきました。
ここらへんの機能は実際に触ってみないとわからないことも多いと思います。少し記事を書くのに時間がかかっていますが、アニメーションのことはこのブログでも、もう少し取り上げたいと思っていますので、少しお待ちください。
実際に聞いた人達の声を聞くとやはりC++コードなしでこれらが全て使えるというのはなかなか衝撃的だったようで、皆さんやはりアニメーションで苦労されてるんだなぁという風に感じました。私も色々苦労させられました…
勉強会が終わって…
懇親会でも様々な方と出会い名刺も沢山いただきました。凄い方々と沢山出会えて私自身、とても興奮しています。この調子でコミュニティを広げる活動をしながら、日本の方々に少しでも楽してハイクオリティーなゲームを作れるように貢献出来るようになれば幸いです。